先生の一言に俺は一瞬肩に力が入った。
(俺「どういうことでしょうか?」
(先「難病です。巨大食道症という病気です・・・。」

血の気が引いた。なんだよ巨大食道症って…。先生は言葉を選びながら慎重に話しをしてくれた。レントゲンを指差しながら食道が膨れ上がっていることや、撮影のために飲んだバリウムが胃まで到達していないこと、先天性ではなく、後天性であること。白血球の数値が異常に高いこと。でも、呆然としているので右から左へ話しが素通りしていく。俺は子供の頃から犬と生活してきたのである程度のことはわかっているつもりでいたけどこの病気は知らなかった。
(俺「でも治るんですよね?どうすればいいですか?」
(先生「まだ検査しなければいけないことがあるのでなんとも言えませんが、この病気とはこれからずっとうまく付き合っていくしかありません。」
どういうことだ?なんで治らないんだ?う~ん、さっぱりわからん。とにかく、心配しているママにも報告しなければいけない。レントゲンを先生に断り携帯で撮影して、薬をもらって家路につくことにした。帰り際に先生が巨大食道症についての資料をコピーしてくれたので、運転しながら読み倒した。それによると・・・

定義
巨大食道症とは、単一の病気というよりは食道の膨張や、一次性の障害か食道の通過障害、神経筋機能不全からくる二次性の食道運動低下に伴う疾患。

他にもいろいろ書いてあるのだが、やっぱりわからない…。こういうときこそインターネットだ!部屋に入るや否や検索スタートすると、この病気で悩んでいる人、戦っている人、たくさんのHPを見つけることができた。頭の中で混乱していたこともだんだん整理されてきた。よし!俺がティアラを救ってやる!ママと一緒に絶対に助けてやるぞ!
今日から俺は、この病気に立ち向かう!

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